タイプ6であること
私が今学んでいるエニアグラム。
エニアグラムとはギリシャ語で「エニア=9」「グラム=図」を表し、全ての人は9つのタイプに分けられるというものであり、古代ギリシャを起源とする究極の人心掌握術です。
単なる心理テストや占いとは違い、医学者・心理学者によって研究され、科学的な側面を持つ学問です。
現在ではCIAやトヨタ、SONY、Appleなどなど様々な大企業、財務省、法務省などでも採用されるほどの信頼性を持ち、社会のリーダー育成するために何百年もの間効果を発揮し続けています。
そんなエニアグラムですが、私はその中のタイプ6:「安全を求め慎重に行動する人」になります。
≪根本的な欲求≫
安全でいたい
危険でいたくない
人に好かれたい
信頼されたい
相手の気持ちを確かめたい
≪どんな人?≫
誠実
義務に忠実
ルールを守る
責任感
協調性
権威に弱い
心配性
臆病
疑い深い
洗脳されやすい
思考タイプに属するのですが、とにかく考えています。
常に考えています(笑)
それも大体不安、心配など。
心配性が服を着て歩いています。
あぁ、さっき言った言葉で相手を怒らせてないかなぁ、この行動であの人から悪く思われないかな・・・などなど
ネガティブです。
そのせいか、かなり自己肯定感が低いように感じます。
いやいや私なんて!と言いがち。よく言えば謙虚?
そして自分に自信を持てません。
そんなタイプ6の私が昨日、新しく知り合った同じタイプ6の友達とお話ししてきました。
タイプ6あるあるで会話が盛り上がりました。
覚書として
・自分がミスをする(書類をなくすなど)と悪いので、書類を整理するために棚や引き出しをきれいに仕分ける。
すると「しっかりしてるねぇ」と言われる。
→いやいや、自分が抜けてるからこうしてるだけですって!!
でも客観的にみると几帳面な性格だと思われるんだろうなぁ。
・どんなに頑張っていても自分をほめてあげられず自己肯定感が低い。
・料理のとりわけは得意じゃないけど、周りの状況を見てやったほうがよければ取り分けることができる。
でも私なんかは心配性が強くて、取り分ける行為ですら「取り分け方が下手」と思われたくないからなるべくやらないのですが。(笑)
でね、そのタイプ6のお友達って私から見るととっても素敵な女性なの。
でも自己肯定感が低い。
自己肯定感を上げるためにはどうしたらいいのかな?って二人で考えてみました。
タイプ6はエニアグラム的な矢印でいうとタイプ9に統合(成長)すると考えられています。
タイプ9はセロトニンたっぷりでほんわか幸せムードが漂う感じ。
あまり考えない。
悩みはすぐ忘れる。忘れるプロ。
これを目指すってこと?
いやいやそれでもきっと考える自分を責めちゃうよねぇ。
となるとまた自己肯定感下がるよね。
どうするか。
考えている自分を悪いと思わないってのは?
考えているっていうことを前向きにとらえてみようよ。
「あら、私また考えてた!もう!頭の回転が速いんだから~」っていうのはどうでしょう。
考えすぎるくらい考えるから、先の問題を防ぐ行動がとれるよさがあると思うとか。
エニアグラムは自分の心の動きのクセを知ることができ、客観的に自分をとらえることができるので、自分が前よりかわいく、いとおしくなってきます。
で、エニアグラムは成長する先の道を矢印で表していて、さっき書きましたが、タイプ6はタイプ9に向かい、その後タイプ3に向かう。そして一周して戻ってくるんですって!
・・・戻れるのか自分!?(この3つのタイプは3つだけの三角形の中で回る)
なかなか次のタイプに行くのはハードルが高いようですが。
成長していくことを「統合」するとエニアグラム内では表現しますが、エニアグラム的成長はそこに進むってことではなく、その先のタイプの良さを取り入れるってことなのかなぁと解釈しています。
そう、まるで自分の武器が増えていくっていうのかな?
そして武器が増えていってどんどんいろいろな良さが集まってエニアグラムの丸で表されるような大きな丸い人格を作っていくというのかな。
話していてそう自分なりに解釈しました。
でも結局、今の自分のことも認めてあげたいから、今のままでも十分だと言いたい。
今のままのあなたでいいの。
そんなあなたが素晴らしい。
あなたがいてくれてありがとう。
全ての人がみんなでそう思えるようになったらいいなぁ。