個性心理学はじめましての会
誕生日と生まれた時間から導き出すのが個性心理学です。
つまりは一時はやった動物占いですね。
人の個性を12種類の動物キャラクターにあてはめて、さらに細かく60分類のキャラクターに細分化させたものです。
19世紀のドイツの心理学者を中心に性格学として研究されていた心理学をもとに、東洋最古の占学「四柱推命」や密教の経典のひとつ「宿曜経」、そこに社会心理学を加えて1997年に発表された比較的新しい学問なんですね。
ちなみに私が前に習った数秘&カラーでも生年月日から導き出します。
人は生まれる時に意思をもって生まれる日と時間を選んでくるという考え方で、結局は統計学になっています。
エニアグラムを学ぶものとして実際にその精度はどうなのかと気になっていたので、まずは自分を知るための個性心理学はじめましての会に参加してきました。
講師はブログ新潟のこじかが伝える「本当のあなたのおもしろさ♡」を書いているかたぎりまみさん。
その人の本質の他、表面・意志・希望とそれぞれ動物キャラクターを出してもらいました。
そのほかにレールという影響を与える一本筋もでてきます。
本質は生まれた時から決めてきている性質。
これは細分化された60種類のキャラクターででてきます。
本質:基本となる個性のこと
表面:他人から見えるその人のイメージ。
意志:3-4歳ころからできてくる考え方のクセのようなもの。
希望:そうなりたいと思うあこがれのキャラクター。
レール:中高生くらいからその道を歩んでいく、人生の宿命ともいえる変えることのできないもの。
これらが組み合わさって人生が流れていくそです。
で、基本的には
人は本質と意志を使って生きているんですって。
私の本質は60分類のうちの
「活動的な子守熊」。
好きな人と嫌いな人への対応が一緒で、いつもニコニコしていて表情を変えずに対応できるので世渡り上手。
精神年齢が低くて、子供のよう。
子供は自分の好きなことしかしないし、嫌いなことはしない。
そんな感じで好きなことをして突き抜けたほうがいいんですっで。
コアラはよく眠っている動物ですが、コアラの人は夢の中で予知夢的な何か大切なものが見えることがあるそうなので、夢で何かひっかかるものがあったらメモしておくといいそうです。
表面が「こじか」。
上目遣いで目がうるうるなイメージのかわいいこじかちゃん。
こじかの人は周りの人がついかまってあげてくなるような感じなんだそうです。
そして若々しい!若く見られるそうですよ。
疲れてたり、老けてきているように見えたら違う方向に向いてる証。
意志と希望が偶然一緒で「たぬき」。
ユーモラスでジョークが得意。
いつもニコニコで敵を作らない感じ。
そして抜けてるところがあって、忘れ物しやすいらしい・・・
でも人には助けてもらえるんですって。
で、それぞれ動物に分けられるほかに、どんなグループに属するかっていう見方もします。
本質は大きく3つのグループにわけられます。
ムーン:いい人グループ
アース:しっかり者グループ
サン:天才グループ
ここの違いは、例えば何か悪いことをして謝るときに
・心からのごめんなさいがあればよい
・なぜこうしたか理由を聞きたい
・その場で謝ったらすぐスイッチを切り替えて別のことに移る
とグループによってほしいポイントが違うそうです。
なので、子供との対応を考えた時に、親と子供のグループが違うときはそれぞれの想いが食い違ってしまうこともあります。
私は何かされたときはまずなぜそれをしたか聞きたくなります。
でもうちの子供は謝ったらそれで終わり。
理由なんて言いません。
すぐに別のことを始めます。
なので、私にしてみると聞きたいことが満たされないので、もやもや。
子供が謝っているのに「なんで?」理由を聞こうと詰め寄ることもありました。
今回これを聞いて、納得!
大人である私が子供の個性に合わせないとだなぁと反省。
他にも、
・木火土金水空
・大樹・草花・太陽・灯火・山岳・大地・鉱脈・宝石・海洋・雨露
のグループに分けられてそれぞれ特徴があります。
他に
過去を向くとか未来を向くとか、
右脳系左脳系とか、
計画を立てる派か臨機応変派かとか、
なかなかに細かく分類されてそれらが組み合わさって個性が視える化されます。
誕生日だけで、こんなにいろいろな側面から見れるのもいいですね。
2時間の講座もあっという間に終わりました。
いろいろな分類などをさくさくお話しくださったのでついていくのがやっとでしたが、大枠はわかりました。
結論としては個性心理学っていうのもなかなかに面白いものです。
ただ、知人が言っていたのですが、その人は全く個性心理学が当たらなかったそうで、それはなぜか調べてみたそうです。
すると、個性心理学は作り上げる時に万人にわかりやすくするために四柱推命の中の一部を捨てて作り上げたらしく、どうしても当てはまらない=当たらない人も出てきてしまうということみたいです。
まぁでもそりゃそうですよね。
基本的には統計学なので、全てに人が全くそうなるかと言えばそうじゃないですから。
当てはまらない人がいるのは当然なわけで。
結局はなんでも妄信せずに、いいとこどりでいくのが一番ですね。
個性心理学もなかなかおすすめです。