酵素の種類と働き
子どもができてからは自分だけでなく、家族のためにも健康に関する情報を求めるようになりました。
現代社会は必要な情報は自分から取りにいかないと、知らないと怖いこともたくさんあります。
「テレビで芸能人がこう言っていたから」など根拠の薄い情報でもみんな影響を受けてしまう。
テレビってスポンサーにとって都合がよくない情報は流さないし、都合のいい情報をあたかもそれだけが真実のように流したりもしますから、私たちはどの情報を信じるのかきちんと選択するために正しいことを見極める目を持つことが大切です。
そういうわけで私もこれまで勉強してきた健康に関する知識をこれから書いていこうと思いますが、それを自分のものとして取り入れるかはご自身で見極めていかないといけません。
今回は「酵素」について書いていきたいと思います。
今回の内容は
・酵素の種類
・酵素の働き
について書いていきます。
【酵素の種類】
酵素は大きく分けて2種類あります。
1、食物酵素
食べものに含まれている酵素。
生野菜、果物、魚や肉などさまざまなものに含まれています。
発酵食品も酵素を含んでいます。
※食物酵素は熱に弱く、48℃を超えると変性してしまうので注意しましょう。
2、体内酵素
体内の働きによって「消化酵素」「代謝酵素」の2つに分けられます。
生命活動全般にかかわりを持ちます。
【酵素の働き】
1、食物酵素の働き
食物には熟す力があります。
バナナも置いておくと時間が経つごとにどんどん黒くなっていきますよね。
これは食物に含まれる消化分解する力によって起こるものです。
他の食物を消化分解する力も持っています。
例えば発酵食品で言うと、お肉を塩こうじや醤油こうじにつけておくととってもお肉が柔らかくなりおいしくなりますよね。
自分だけでなく別のものを消化分解することができるんですね。
ただ、その食物によって含まれる酵素の種類は異なります。
2、体内酵素の働き
①消化酵素の働き
消化酵素の働きによって、分解された栄養素は小腸で吸収され、必要な身体に部位に向けて届けられます。
例えば、肉類などたんぱく質は消化するのに時間がかかります。
たんぱく質はいくつもつながった、鎖のようになっているので、それを腸で吸収するには鎖をバラバラに切ってあげないといけません。
その鎖を切る役割をするのが消化酵素になります。
その食物によって鎖の形状が違うため、食物の種類によって消費される消化酵素の量が変わってきます。
代謝酵素は身体に吸収された栄養を効果的に働くようにして、生命活動を維持するのに必要な酵素です。
私たちの生命を維持する活動全般に関わっていて、身体を理想的な除隊に保つ働きを担っています。
どんな働きがあるかというと・・・
・新陳代謝を活発にする
・細胞の形成、組織の修復
・自然治癒力を高める
・余分な脂肪の燃焼
・血液を浄化する
・ホルモンバランスを整える
・自律神経のバランスを整える
・老廃物、体内の毒素を排泄する
など、とっても重要な働きをしてくれているのが代謝酵素になります。
もしこれらがきちんと行き届かないとどういうことになるのかは何となく想像できますね。
実はこの体内酵素と代謝酵素は微妙なバランスを取り合っていて、
代謝酵素をあまり使わなければ消化酵素にたくさん回すことができる
まるでシーソーのような関係になっているのです。
消化酵素をたくさん使うような食生活をしていると、
疲れやすい
肌荒れ
太りやすい身体
になってしまいます。
逆に消化酵素をあまり使わなくて済むような食生活を心がければ、
お肌の状態もよく
排泄もしっかり
脂肪燃焼しやすい身体
になることができます。
理想的な身体を目指すにはこの消化酵素と代謝酵素のバランスを整えることが大切になってきます。
今回は酵素の種類と働きをまとめてみました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。