群馬おすすめスポット~新潟から子連れ旅行②富岡製糸場
新潟から近くて楽しいスポットが豊富な群馬。
今回は晩秋の群馬・富岡市近辺の旅へ。
新潟では雪が降っていても、群馬は晴れて暖かい。
地域の違いは大きいなと感じつつ・・・
≪旅の行程≫
今日は2日目!
【1日目】
・こんにゃくパーク
・ガトーフェスタハラダ工場見学
1日目はこちら↑
◎【2日目】←今日はここ
・ららん富岡
富岡製糸場と絹産業遺産群は平成26年に世界遺産に登録されました。
富岡製糸場は歴史の授業で習ったことがあるのでなんとなくはイメージができていましたが、実際に訪れるのは今回が初めてです。
【富岡製糸場の駐車場事情】
富岡製糸場には直接の駐車場がないので近隣駐車場に車を止めていかなくてはなりません。
無料の駐車場は市営のものがあるようですが、ここだと距離が結構あるのでなかなか大変かもしれません。
しかも無料と言っても最初の30分だけで、以降30分ごとに100円加算されるので結局高くつくかも。
近くには有料の駐車場がいくつかあるので、そちらを利用したほうがいいように思います。
値段は幅がありますが、近所の一般の人が自宅の庭などを解放していて、そちらだと一回300円とか優しい値段設定ですので、使いやすそうです。
富岡製糸場の正面から回り込んで裏手の方に向かうといくつかそういう駐車場がありました。
【富岡製糸場とは】
明治3年、明治政府は近代国家設立のため、殖産興業政策に基づき西欧の先進技術を導入して本格的な器械製糸工場を設立する計画を立てました。
その当時、生糸は貿易で需要が高く、外貨獲得のため重要な輸出品だったのです。
政府が高品質な生糸を大量生産できる器械製糸技術を国内に広めるために設立した官営模範製糸場が富岡製糸場です。
フランスから招いた技術者に指導者として来てもらい、全国から伝習工女を募って、明治5年に操業開始されました。
明治26年には民営化され、三井家、原合名会社、片倉工業へと経営が移り、昭和62年に創業は停止。
平成27年にユネスコにその価値が認められ、富岡製糸場と絹産業遺産群は世界遺産登録されました。
【富岡製糸場の入場料は?】
大人 1,000円
小中学生 150円
高校大学生250円
世界遺産にしては比較的リーズナブルですね。
子どもが安いのがなお嬉しい。
【富岡製糸場の所要時間は?】
ガイドをしてもらうかしないかでも変わるかもしれませんが、平均して1時間半程度のようです。
ですが、我が家はなんやかんやうろうろしていたらあっという間に2時間半経過していました・・・。
【富岡製糸場でのガイドは必要か?】
30分おきくらいで個人の方向けにガイドさんが解説案内をしてくれます。
所要時間は40分。
値段は大人200円、中学生以下100円。
建物を見るだけではその魅力はわからないでしょうから、ガイドしてもらうのはおすすめです。
我が家は小さな子供連れのため周りのペースに合わせられないからとガイドなしを選択しましたけどね。
ガイドはありませんでしたが、自分のスマートフォンからQRコードを読み取り、見学場所の音声ガイドを無料で聞くことができるという画期的なシステムがあります!
スマホを利用するなんて今どきですよね!
我が家はこの音声ガイドも使いつつ回りました。
【富岡製糸場のおすすめスポット】
建物はきれいに保全されていて、当時の様子がよくわかります。
当時の日本では珍しい「トラス構造」という建築方法がとられていたり、レンガの積み方、多くのガラス窓など日本とフランスの知識の融合から生み出された工夫が見てとれます。
フランス式の繰糸器300窯が残っていますが、昭和41年以降に設置された自動繰糸器が当時のままの姿で保存されています。
創立当初の様子はパネルなどで展示されているので、器械は違っていても当時の様子をイメージすることができ、時代を感じます。
◎座繰り実演・体験がおすすめ
自分で座繰りを体験することができます。
大人でも子供でも誰でも体験可!
右手で繭の入った鍋をほうきのようなものでかき回しながら、左手は糸枠を回す取っ手をくるくる回すというもの。
右手は早く、左手はゆっくり回さなくてはならず、左右で速さが違うのでけっこう大変。
これを手作業でやっていた時代は大変だっただろうなと実感できます。
◎ブリュナエンジン(復元機)動態展示
大きな繰糸器を動かしていたエンジン機械が展示されています。
しかも、技師さんがいて実際にエンジンを始動させてくれるので機械が動く様子を見るだけでも楽しい!
くるくる回る機械を見るだけで子ども大喜びでした。
朝は冷えているから動きが悪いんだぁ~なんて技師さんが話していたのも当時もきっとそうだったんだろうなぁと感じられていいです。
◎繰糸所
やっぱりメインのココ!
これ教科書で見たやつ!と富岡製糸場のイメージはまさしくここです。
機械は最終的な自動機になっていますが、建物は創業当初の様子そのまま。
大きなガラス窓で囲まれ明るい環境の中、たくさんの工女さんたちが働いていたんだなぁと当時の様子に胸をはせます。
◎スタンプラリーもあるよ
4か所のスポットでスタンプを押すと方言缶バッジがもらえます。
スタンプの場所は皆さんが親切に教えてくれるのですぐわかる。
スタンプラリーカードも1歳の子供の分までくれたので全部で4個もゲットできました。
いい記念になるし、子どもも楽しめるし一石二鳥!
富岡製糸場を出るとお店が並ぶスポットもあるので、お土産や食事、軽食もとることができます。
あっというまに半日が終わってしまい、子どもも疲れたので最後にららん藤岡という道に駅に立ち寄って今回の群馬旅行は終了とします。
ららん藤岡は大きな観光物産館もあるし、肉、花、農産物、レストランなど多数あり充実した施設です。
昨日買えなかったガトーフェスタハラダのラスクを買うために寄りましたが、他にも楽しめてよかったです。
にしてもガトーフェスタハラダって混んでいるんですね。
けっこうな行列になっていました。
日曜だからなのか、基本的にいつもこうなのかはわかりませんが、あえて混むような造りになっている印象がありました。
レジのシステムとかあまり効率的でなく、もしかしたら混んでいる=人気店のイメージを作るための戦略!?なんてこと考えながら並んでいたのでした。
でもやっぱり人気店なのも納得の品揃えと、店員さんの対応、見た目の豪華さ、そしておいしさ。
みんながこぞって買い求めるのがお店に来てみて実感しました。
ガトーフェスタハラダさんお上手ですわ~
新潟県民からみると群馬県はとっても観光に向いているさすがな県だなぁと実感。
あまり離れていないところでもいくつも観光スポットがあるのでコンパクトに凝縮されていてとても動きやすい。
わが新潟県は、無駄に縦に長い県なので移動だけでかなりの時間がかかる。
そして、観光スポットも離れて点在しているので観光客泣かせな県なのでしょうね。
群馬は過ごしやすいし、観光スポットにも恵まれているので人も大勢来るのがわかります。
いいなぁ群馬。
他にもスポットはあるからまた来たいと思わせる魅力がありますね。
ナイス群馬!
ここまで読んでいただきありがとうございました。