上手に質問する方法
おはようございます。
斐です。
私はエニアグラム的にはタイプ6なので、
コミュニケーションが上手なはずなんですが、
私の中ではコミュニケーションに苦手意識があります。
初めての人とは場面に合わせてそれなりに話すことはできますが、
自分的にはもっと上手に会話できるようになりたいと思っています。
私の何がコミュニケーションの苦手感につながっているのかと考えた時に、
こちらから何を話してよいかわからない
のが一番の課題であることがわかりました。
質問下手なセルフイメージなので、今回はそれを修復すべく、
コーチング的質問の技術を学んでみました。
今回はいくつか質問のポイントをまとめてみます。
1、相手が無口な時の質問
2、創造的な答えを引き出したい時の質問
3、相手の本音を知りたい時の質問
4、細部を明確にしたい時の質問
【1、相手が無口な時の質問】
①向こうから話してくれるのを期待するのではなく、こちらから積極的に質問をする
②相手へのペーシングを意識して、質問したら答えが返ってくるまで待つこと
③閉ざされた質問だけでは、相手の口数は少なくなる。
④開かれた質問は、相手の口を開かせる
⑤答えにくい質問や、難しすぎる質問は逆効果になる
⑥大きすぎて答えにくい質問は相手をより無口にする。
⑦こま切れの質問は、答えやすく話しやすい
③の閉ざされた質問とは「はい」「いいえ」だけで答えるような質問をいいます。
会話が上手な人は「はい」などの後にはすらすらとそのことについて
話を続けてくれますが、
無口な人は「はい」と言ったら質問には答えたわけですからそれでよし。
そこで会話が終わります。(笑)
おや、ここで気づきましたが、私、はいいいえで終わるときあるぞ。
苦手というか、上司との会話などで緊張していると
かなり会話の答えがシンプルになります!
私のコミュニケーションの苦手感は
こういう上司との関係作りが苦手なとことろからもきているのかもしれませんね。
④開かれた質問とは、聞かれた側が考えを述べやすい質問です。
聞き手のための質問ではなく、会話のための質問を意識します。
例えば、
「出身地は新潟でしたよね?」
→「はい」
→「何かおすすめの食べ物ってありますか?」
⑥大きすぎる質問の例
「今年1年を振り返って、どうだった?」
→大きすぎて何を答えたらいいかわかりにくい。
⑦こま切れの質問とは
「何に興味を持って、今日のこのセミナーを申し込んだの?」
はいいいえでは答えられないけど、「何」を聞かれているかがわかるので答えやすい
【2、創造的な答えを引き出したい時の質問】
①攻撃的な否定質問は、相手の自由な発想を邪魔する
②肯定質問は、積極的に考える姿勢を促す
③仮定の話で相手の制限を突破する
①の攻撃的な質問とは
「なぜ・・・なの?」
「どうして・・・をしなかったの?」
などは質問された側が攻められているような気分になってしまい、委縮してしまいます。
逆に②の肯定的な質問とは
「どうやったらそれはできるかな?」
「何があったらはっきり意見が言えたかな?」
「できる」につながる質問です。
③仮定の話とは、
「もし、あなたがこの会社で好きな仕事を選んでいいと言われたら、何をやりたい?」
「もしあなたが相手の立場にいたら、あなたはどうすると思う?」
と、もし○○ならと立場を変えてみることによって、
視点を変えることができ新しい考え方が見つかるかもしれません。
【3、相手の本音を知りたい時の質問】
①本音は本音を呼ぶ
②相手の本音を恐れない
③相手が無意識に避けていることを尋ねる
相手に本音を語らせるには、質問者自身が本音を語ることが一番のコツ。
自分が心を開かなければ相手もなかなか心を開いてはくれないものです。
③は、
「今日は○○についての話が出なかったけど、結果はどうだったの?」
というように、こちらからずばっと切り込む質問です。
【4、細部を明確にしたい時の質問】
①的確な疑問詞を使って質問する
「いつ」
「どこで」
「何を」
「どうやって」
など
ただし、「なぜ」はその後に否定的な意味合いが続くことが多いので注意!
「なぜそうするの?」→「そうする理由は何?」
と言い換えると否定的な印象が薄れます。
ということでいくつか質問ポイントを挙げてみました。
これらを意識することで、これまで深く話をすることができなかった人に対してももう少し踏み込んだ話ができるようになるかもしれませんね。
ただし、何事も実践ありき。
実際に使ってみないと身につかないので、積極的に使っていきたいと思います。
目指せコミュニケーションマスター!
ここまで読んでいただきありがとうございました。