会話のとき沈黙が怖いあなたへ
おはようございます。
斐です。
コーチングをコミュニケーションに活かそうと何回か書いてきましたが、
今日は会話上手になるためのポイント、
特に聞き方のポイントについて書こうと思います。
テーマは沈黙。
会話をしているとき、少し間が空いたりすると
なんとなく焦って会話をつなげようとしたりすることありませんか?
なぜだか 沈黙 を恐れてしまうんですよね。
すると、なんだか焦ってしまって無理に話題を作り出したりしませんか?
もしくは もはや諦めて沈黙を貫いたり(笑)
私は最近、沈黙したらそのまま沈黙を味わってみることも多いです。
なんとなく気まずいような感じになっても気にしないようにしています。
おいおい、それって大丈夫なのか?
今書いていて思いました(汗)
そんな中、 「沈黙の技術」 なんて言葉があるとのこと。
基本的には質問をしたときは、その後は黙って相手の答えを待ちます。
ただ、こちらが質問をしても
すぐに返ってこなかったり、相手が沈黙してしまうことも。
そんなときは 相手の沈黙が何を意味しているのか を考えてみてください
【質問して相手が沈黙したときは?】
①質問の意味が分からず答えられないでいる
②質問の答えを探している
③見つかった答えを、どう言えば伝わるかを考えている
④答えはわかっているが、何らかの理由でそれを口にしたくない
この4つのうちのどれかに当てはまるかと思います。
となると、相手が何かしら反応するのを「待つ」ことが大切です。
うちの上の子みたいに質問しても聞こえていない
(※耳からは入ってくるけど、意識が向いていないので聞こえていない状態)
場合はひたすら待ったところで反応はないですけど、
(男の子はこういうこと多くありませんか??)
そうでなければ質問に対して何にも答えない人ってよっぽどいないと思います。
こちらが沈黙を居心地悪く思っているときは、
相手も同じ気持ちになっています。
なので、こちらが少し我慢して待つことをすれば、
相手は自然と話はじめ、
すると相手の沈黙の意味も分かってくるそうです。
「待つ」ことを恐れないことですね。
【聞くときのポイント】
人間の話す速さは、聞く速さよりもはるかに遅いそうです。
なので、相手が話をしているときは思考に余裕があるから、
話を聞きながらも他のことを考えてしまうなんてことができてしまう。
ここに聞き上手と聞き下手の分かれ目があります。
聞き下手は会話をしながら別のことを考えてしまう。
だって話を聞いている間は理解のほうが早いから思考に余裕があるんですもの。
でも、言葉に出さなければ気づかれないだろうと思っているかもしれませんが、
ばれていますよ!(笑)
話しているときに、相手の心ここにあらずっていうときはなんとなくわかりますよね。
では聞き上手になるためにはどうするか。
会話の間の聞いている余裕を埋める方法として、
【話題集中法】なるものがあるそうです。
【話題集中法とは】
相手の話を聞きながら、
①話の方向性を確認する
②相手の論拠を検証する
③論点を整理する
④非言語コミュニケーションの背景を知る
表情や身体の動きなどを観察し、相手が心理的にどういう状態にあるかを察知する
を意識するといいそうです。
この4つに思考活動については
1957年にミネソタ大学のコミュニケーションプログラムの責任者であった
ラルフ・ニコルスによって発表されたものだそうです。
この4つを意識すると、会話への集中力が高まります。
そして、質問が作りやすくなり、
相手が話を展開しやすくなるんです。
会話が下手だと感じている人は
質問がなかなか出てこないなんて場合もあるかと思いますが、
この話題集中法を意識すると質問も自然と出てきますよね。
人と話すときに心がどこを向いているかっていうことが大切なんですね。
相手に心が向いていれば、会話に集中するだろうから
自然と質問も出てくる。
気の置けない友達との会話が盛り上がるのは
お互い相手に心が向いているからなんでしょうね。
なかなか打ち解けていない人との会話では
意識的に会話に集中するために話題集中法を利用してみるのがいいかもしれません。
ここまで読んでいただきありがとうございました。