大雪でも会社に行かなくちゃいけないの?~新潟市~
おはようございます。
斐です。
今季最強の寒波が日本列島に襲来。
昨日は近年まれにみる大雪でした。
新潟と聞くと大体皆さん「雪すごいんでしょ」と言いますよねww
なのでどこかの2メートルの雪!とかはさすがにありません。
(それは山沿いの地域の話)
それでも、いつもだと40センチくらいまでの雪は覚悟しています。
と言っても年に1~3回ドカッと来るかどうかくらい。
同じ新潟市の中でもけっこう積雪量に違いがありまして、
私の住んでいる新潟市 秋葉区 は一番新潟市の中で積雪が多い!
夏の気温も高くて、たまに全国レベルになるという土地柄。
そして昨日は前日からの大雪。
そして昨日は仕事の日。
ちなみに私の住んでいる地域ではその前の日からの大雪で
40~50センチくらい雪が積もっていました。
でも幸い我が家は消雪パイプがある地域。
※消雪パイプとは道路に埋め込んだパイプから
地下水をぴゅーっと散布して道路の雪を溶かしてくれるものです。
おかげでだいぶ雪は解けているので、スムーズに車を出せます。
消雪パイプがあるなしで道路状況はかなり差があるんです。
こんな大雪のときは屋根なしの駐車場だと、朝は車の雪下ろしから始まります。
うちはカーポートがあるので雪下ろしは免れています。
大雪でも休めないので、大雪を覚悟でいざ車で出勤!
いつもは30分くらいの道のりですがいつもより早く出発。
頼りになる消雪パイプアがあるのは一部の道路のみ。
ほとんどの道路は雪でひどいことになっています。
雪にハンドルを取られながらも必死にハンドルを握りしめ運転します。
渋滞した道を進み、途中から主要道路ではない町道って感じの狭い道路に入ります。
あまり広くないのですが、ほぼ動かないであろう主要道路よりはマシです。
いつもよりは混んでいる道路ですが急に渋滞が発生しました。
なんと途中でバン型の車が雪に突っ込んでしまったようで道路を半分塞いでしまっています。
運悪く反対側からは大きな観光バスが・・・
すれ違いができないため、そこで立ち往生。
切り返しもできないのでただ様子をうかがいました。
こんなとき車から降りて様子を聞きに行く人がいたり、
スコップ持って駆けつける人がいたり、
ただただ車でじっと様子をうかがう人(私ね)がいたり。
人の反応はそれぞれですよね。
きっとエニアグラム的にもタイプによって反応は様々なんでしょうね。
結果、20分くらい立ち往生した挙句、こちら側はバスとバン型の隙間から通してもらってようやく進むことができました。
ていうか、通れたなら先に通してくれればいいのに・・・
なんて薄情に思ってしまう私。
どうしても雪の日の朝は焦ってしまいます。
こんなときは人って優しい気持ちが薄れてしまいますよね。
いけないいけない。
そしてどうにか1時間45分かけて会社に到着!
って、雪で駐車場に入れない・・・
なんと職場がある新潟市西区の積雪は80センチ!!
うちの1歳半の子が埋まったら見つけられない・・・(なんだその例え)
普段はせいぜい15センチくらいの積雪くらいの地域なので舐めていましたが、
今回は負けました!!
80センチだと、止めていた車はほぼほぼ埋まっています。
無理やり縦列で車を止めて出勤しましたが、ほとんどの人はまだ出勤できていませんでした。
中には雪で車が出せずに休んだ人もいたみたい。(パートさんですけど)
こんなとき思うのが、
こんなにひどい天気でも「会社にいかなくちゃ」と思わせる意識って
怖いなって思いました。
私の会社は冠婚葬祭業。
葬儀部門にいますが、さすがにご葬儀となると中止にはできないわけで。
遅れてもなんでも取りやめはできないものです。
なので社員は皆どんなに荒れた天気でも一生懸命会社に向かいます。
どんなに雪ががたがたでアトラクションみたいに車がバウンドする道路でも
雪に突っ込んだ車がいても、高速道路すら事故車で車が全然動かなくても
諦めずにただただ会社を目指します。
まるでその姿は急流にも負けず鮭が川を上るよう・・・
なんだかその様子が奴隷と言ったら過激ですけど、
そこまでして働かなくちゃなのかなぁなんて思ってしまいました。
東京とかで満員電車でストレス抱えながらも会社に出勤する方々と同じ感じかな。
日本人は真面目だから、会社のために頑張るのが普通になってしまっています。
なんだか怖いな・・・
ある意味洗脳的な感じですよね。
常識とされている、いや常識と思わされていることがかなりたくさん存在しています。
それって本当に常識なの!?
誰かにそんな風に思わされていない?
自分の視点をあげて、抽象度の高い位置から俯瞰して見てみるときっと自分の強い思い込みにも気づけるはずです。
案外、自分を縛っているのは自分なのかも。
会社を休んだパートさんのほうが案外正常なのかもしれませんね。
そんなことをふと思った1日でした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。