エニア+ヒプノ+αで豊かな未来を創造しよう@新潟

自己肯定感が低かったあの頃。エニアグラムやヒプノセラピーを通じて大きく変わりました。豊かな未来へ向かって爆進中です。

葬儀屋さん日記1~私は葬儀屋さんです。葬儀屋を選んだ理由。

私の仕事は葬儀屋さん。

 

皆さんは葬儀屋と聞くとどんな印象を受けますか??

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実は葬儀屋であることをあまり大っぴらにしてきませんでした。

 

友人とかにもそんなに詳しい話もしたことはなくて、

自分の仕事になんだか後ろめたいような気持ちを持っていたんです。

 

 

だって「葬儀」と聞くと暗いイメージしかないですよね。

 

自分で選んだ仕事なのに、ダークなイメージを持っていたという。

人にもダークなイメージを持たれるのが嫌だったんですね。

 

以前あるセミナーの中で、

「グループごとでそれぞれ参加者の仕事を発表し、

面白い職業を掛け合わせてみよう」

なんていう機会がありました。

 

そのとき「葬儀屋」だったことが実は珍しいからこそ面白い職業だと知りました。

 

確かに、人生の中で「葬儀」という場面に立ち会う機会自体がまずほとんどない。

めったにないけど、誰しもが例外なく必ず通る道。

 

それを取り扱う仕事。

 

なかなか一般の人には知りえないこともあるのかなと思い、

今回は葬儀屋さんの話を書いてみることにしました。

 

 

まずは私のこと。

 

私自身は大学で障害児教育を学んでいました。

教員免許もとり、当初教師を志してはいました。

 

 

ですが、卒業後の進路を考える時期になった頃

 

私は「先生」と呼ばれるにふさわしい人間なのか。

 

子どもたちに堂々と背中を見せてあげられるような人間なのか。

 

いきなり大学生から「先生」になるなんておこがましくないか。

 

なんていう想いが沸き上がりました。

 

 

自分に自信が持てなかったんですね。

 

今思うと、自己肯定感が低かったから、

先生になるにはまだまだ足りないなんていう想いがあったんでしょう。

 

 

そして、

いったん社会に出て、

社会勉強をして人間性を磨いてから、

まだ教師になりたかったらそのとき改めて教師を選べばよい。

 

という考えにいたりました。

 

 

そして一般企業への就活を始めました。

 

就活をする中で選んだ仕事は、人と接する仕事が中心。

 

 

誰かに喜んでもらいたい。

 

誰かのためになりたい。

 

という想いがあったので、サービス業や販売業を中心に活動していました。

 

中でも一番強烈に惹かれたのが冠婚葬祭業。

今勤めている会社です。

 

 

お客様との「あたたかいおつきあい」

 

感動を創る

 

という理念にとても惹かれたことを覚えています。

 

 

障害児教育を学んだきっかけも人と人とのつながりみたいな、

どんな人ともへだたりなく大きくつながっていきたいイメージで選んだものでした。

 

人とのあたたかいつながりを求めていた。

 

そして誰かに喜んでほしかった。

誰かのためになるような仕事がしたかった。

 

そんなとき一番その思いに近いのが「冠婚葬祭業」でした。

 

結婚式やご葬儀を取り扱う仕事。

 

人の人生に寄り添って、大切な節目にお手伝いができる。

とても魅力的に見えました。

 

そして必死に就活を頑張り、

第一希望だった今の会社に無事に就職することができました。

 

その頃は入社してから、研修で冠婚葬祭すべての部署を回り、

そのうえで自分の希望を人事に伝えるという形式でした。

 

結婚式やご葬儀、貸衣装などの仕事を実際に目にしたうえで、

一番やってみたいと思ったのが「葬儀屋さん」だったんですね。

 

 

大切な人をなくし、非常につらい状況にあるお客様に寄り添い、

最期のお別れが素晴らしいものになるようにサポートする仕事。

 

それが葬儀屋さんです。

 

同期の中には「ご遺体」にどうしても嫌悪感を抱いてしまう人もいましたが、

私は逆に先入観も全くなかったので

「ご遺体」についてはそれはそういうものと思い、

特に嫌悪感もなく受け入れることができました。

 

きっと中にはそういうものに拒否反応がある人もいるだろうから、

葬儀屋というものを周りの人には隠すようにしていたのかもしれません。

 

 

でも、とても素晴らしい仕事だと思います。

 

身近な人が亡くなるなんて人生で一番つらい出来事ですよね。

そうなったら普通の精神状態ではいられない。

とてもとてもお辛いお客様をサポートする。

 

それは

誰かのためになりたい

誰かに喜んでもらいたい

という想いを叶えるにはとても適した職業でした。

 

そして、不規則で身体面には大変な仕事でしたが、

とても素晴らしい仕事と誇りをもって勤め始めました。

 

それが大学卒業後のころの私です。

 

長くなりそうなので仕事の内容とかはまた次回にでも書こうと思います。

せっかくなので何回かシリーズにしてみようかな。

少しでも気になったらまた読んでみてください。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。