エニア+ヒプノ+αで豊かな未来を創造しよう@新潟

自己肯定感が低かったあの頃。エニアグラムやヒプノセラピーを通じて大きく変わりました。豊かな未来へ向かって爆進中です。

葬儀屋さん日記3#葬儀屋さんのお仕事内容#葬儀からお斎まで

 

私の仕事は葬儀屋さん。

皆さんは葬儀屋と聞くとどんな印象を受けますか??

 

 

実は葬儀屋であることをあまり大っぴらにしてきませんでした。

友人とかにもそんなに詳しい話もしたことはなくて、自分の仕事になんだか後ろめたいような気持ちを持っていたんです。

 

だって「葬儀」と聞くと暗いイメージしかないですよね。

自分で選んだ仕事なのに、ダークなイメージを持っていたという。

人にもダークなイメージを持たれるのが嫌だったんですね。

 

以前あるセミナーの中で、「グループごとでそれぞれ参加者の仕事を発表し、面白い職業を掛け合わせてみよう」なんていう機会がありました。

そのとき「葬儀屋」だったことが実は珍しいから面白い職業だと知りました。

 

確かに、人生の中で「御葬儀」という場面に立ち会う機会自体がまずほとんどない。

めったにないけど、誰しもが例外なく必ず通る道。

 

それを取り扱う仕事。

 

なかなか一般の人には知りえないこともあるのかなと思い、今回は葬儀屋さんの話を書いてみることにしました。

 

今回は葬儀屋さんのお仕事について前回の続きです。

前回はこれ↓ 

kenkoumama.hatenadiary.jp

 

 

 

【葬儀屋の仕事の流れ】

前回の話はここ

1.ご臨終~お迎え

2、ご安置・相談

3、自宅設営

5、お通夜

 

今日はここから

6、葬儀・出棺

7、お斎(おとき)

 

 

 

6、葬儀・出棺

 

ご葬儀の流れというのは地域によって変わります。

 

先に出棺し、お骨にしてから葬儀を行う地域もありますし、

我が地元新潟では葬儀告別式を終えてから出棺しお骨にします。

 

葬儀の日は大体午前中にお経が始まります。

お経、焼香、挨拶などを行い、お別れとなります。

 

ここがクライマックス。

ご会葬の皆様にお棺の中にお花を添えていただきお別れです。

 

ここまで頑張ってこられた故人と最期のお別れ。

皆さん涙涙・・・。

なるべくゆっくりお別れをしていただけるよう配慮します。

 

お花のほかにも生前お好きだったものを一緒に入れて差し上げたり、

(燃えるものに限りますが)

悔いのないお別れができるよう、できるだけ事前に聞き取りを行います。

 

今はあまりくぎ打ちと言ってお棺の蓋をくぎで打ち付けたりはありませんので、

名残惜しいとはいえどもお棺の蓋を閉めていただき、出棺となります。

 

霊きゅう車は宮型と言われる昔ながらの派手な霊きゅう車は扱っておらず、

リムジンタイプやバスで一緒に乗っていくタイプなどで火葬場へと向かいます。

 

火葬場にて本当に最後のお別れをして、式場に戻ります。

これも地域によって違いますが、

新潟市近辺では、35日法要という

本来であれば死後35日目に行っていた法要をあえて葬儀の日に行います。

 

なぜかというと、

35日目は向こうで閻魔様から審判を受けるとてもとても大切な日。

 

故人が生前多くの人に慕われていたという様子をアピールするために、

あえて人が集まる葬儀の日に繰り上げて執り行うというもの。

 

ということでお寺様からお経をあげてもらって次はお食事。

 

7、お斎(おとき)

 

お斎とはお食事をとること。

 

生前中お世話になった方々への感謝の気持ちを表す場で、

地域性もありますがこちらではコース料理のような形で

しっかりとした食事会になります。

 

地域によってはお弁当だけというところもあります。

 

昔は精進料理でしたが、今では通常の食事内容になっています。

 

悲しみで落ち込んでいた気持ちもおいしい食事で少しは元気になられる方も。

お酒も入りますので、悲しみに溢れていた場も和みます。

ご長寿で全うされた方だともはや宴会状態。

とてもにぎやかな場になることも。

 

途中お骨拾いの場面があって、(代表者のみお骨拾いすることが多いです)

お骨が会場に帰ってくる。

 

故人のお骨とともにお食事をとります。

 

これでいったん葬儀が修了。

 

お客様のご自宅までお送りし、

お骨をご自宅の祭壇にご安置するところまでが葬儀担当者の仕事です。

 

基本的には通夜葬儀の2日間同じお客様に寄り添いサポートをするという感じです。

 

細かいことを言うと葬儀後の清算までが葬儀担当者の仕事ですが。

 

 

という流れになります。

大まかですが、葬儀担当者の仕事を書かせていただきました。

 

いかがでしたか?

あまり知らない業種だとは思いますが、どんなでしたでしょうか。

 

私も初めて詳しく仕事について語りました。

こうして書いてみると楽しくはないですが、なかなか珍しく、面白い仕事ではありますよね。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。