エニア+ヒプノ+αで豊かな未来を創造しよう@新潟

自己肯定感が低かったあの頃。エニアグラムやヒプノセラピーを通じて大きく変わりました。豊かな未来へ向かって爆進中です。

葬儀屋さん日記5#葬儀屋の実情とは

私は葬儀屋さん。

 

あんまり大きい声で言うのも気が引けますけど。

こっそり教えちゃいますね(笑)

 

 

葬儀屋さんに勤めている人はさぞかし儲かってるんだろうな・・・って思いますか?

 

葬儀自体の費用は100万~200万とか、規模によってだいぶばらつきがあります。

 

葬儀の中心になる祭壇費用。

平均的には48万円くらいになります。

 

たった2日間で祭壇だけで48万円。

けっこういい値段です。

 

そんな儲かるなら、お給料もさぞ多いものだろうと思いませんか?

 

以前、全国から葬儀屋さんが集まる研修に行ったことがあり、

そこで話を聞いてみるとすごいたくさんお給料をもらっている人がいました。

 

儲かっている人、いるんです!(笑)

 

うちの給料の何倍なんだ・・・って感じることも。

 

私の勤めている会社は、

冠婚葬祭すべて取り扱っているので、もちろん結婚式も含まれます。

 

葬儀部門は成長産業なので収益は多いです。

ただし、家族葬が増えたり、親戚の数が減って参列者が少なかったり、

直葬といって式をしないで火葬のみというお宅も以前より増えてきました。

なので手放しで儲かっているとは言えない状況です。

 

また、結婚式は地味婚だったり、

そもそも式をあげない人がいたりでなかなかに厳しい戦いを強いられている。

 

それらを全部総合すると、必ずしも儲かっているとはいい難い状況でしょうね。

 

なので、実は葬儀屋さんと言っても、

うちの会社だとそんなにお給料多くないです(泣)

 

愚痴っぽくなりますが、お給料は多くないのに

不規則だし、

お客様は普通の状態でないのでとても気を使いますし、

力仕事もありますし、

あまりきれいでない仕事もときにはありますし、

大変な仕事なんです。

 

何より葬儀の特性としていつ仕事が入るかわからない!

仕事の日は基本的にいつ残業になるかわからないので予定を入れられません。

 

朝出勤してみて、今日はお通夜担当だから帰りが遅いなとかね。

また、お通夜担当でなかったとしても、

亡くなったという電話が入ると急に残業になったりもあります。

 

まったくもって不規則な仕事です。

 

 

なので、結婚すると相手の理解がないと続けられない仕事かもしれません。

また、子どもがいると家族の手助けがないと難しいでしょうね。

 

急に残業になると保育園のお迎えいけませんし。

 

 

私は今、保育園にいっている子供が二人。

 

実は葬儀屋さんとはいっても、

出産を機に、今は事務の仕事をさせていただいています。

 

そうでなかったらきっと続けていなかったと思います。

 

幸い義母が動ける人なので、

急な病気のときやお迎えなど助けてもらいながら今は働いています。

 

今は時短制度を利用しているので、帰れる時間が決まっています。

これってなんてありがたいことなんだろうと実感しています。

 

帰りの時間がわかるって実はすごく恵まれているのかもしれませんね。

 

なかなかに葬儀屋さんの仕事はハードなので、もし戻れと言われたらどうかな・・・

 

時短制度が利用できるのもあと1年くらい。

さて、その後はどうなっているでしょう。

 

1年あれば人は変われる。

 

怖いような、楽しみなような。

 

何か変化があったらまた書きますね。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。