タイプ5の分裂について
タイプ5はストレスを感じると
思考という聖域に引き込もります。
頭の中の思考に逃避するような感じです。
ただ、この方法でも不安を和らげることができないと、
分裂の方向→タイプ7へ向かいます。
衝動的に何らかの活動に飛び込むことによって、
孤立しないようにします。
頭の働きが早まり、増大する恐れから気をそらさなくてはならないと感じ、
興奮し、落ち着かなくなります。
タイプ7のように、次から次へと様々な活動や考えに飛びつきます。
しかし、自分を満たしてくれるものとつながることはできないようです。
仕事などとは関係のない、
刺激や体験を見境なく求めることになります。
映画や飲酒、薬物乱用、性的な脱線などに没頭することもあります。
極端なストレスの下では、
タイプ7のように自分が欲しているものを追求し、
追求するためには強く主張し、鈍感になることで不安から身を守ろうとします。
これは不健全なタイプ7のような状態にも見えます。
タイプ5の不健全とタイプ7の不健全が一緒になり、
かなりの不健全という状態になります。
よほどのストレスにさらされると、
この大不健全のようにもなりうるということを
タイプ5の人は知っておくとよいかと思います。
エニアグラムを知ってからはいつも自分の状態を観察するようになりました。
今はどのあたりにいるのか。
立ち位置を確認しています。
そうすることで、
不健全になっていないか、健全に向かっているか
バランスをとっています。
自分でコントロールできることとできないことはもちろんあるのですが、
健全度のバランスをイメージできることで
自分の元の位置に早く戻れるような気がしています。
今のところタイプ7へ分裂はしてはいませんがww
もし今後ストレスを強く感じた時にどういう衝動に駆られるのか
実際に行動化に移すかどうかはわかりませんが、
冷静に見つめられるように思います。
今後どういう変化が自分に起きていくのか、
良いことも悪いことも
どちらも自分のデータになると思うとどんなことでも楽しみです。
ただ単に未来への不安しかなかった過去の自分。
それが、良いことも悪いこともどちらでも楽しみになってきている
自分の心の変化に驚きです。
人は変わることができるんですね。
それでは今日はここまで。
ここまで読んでいただきありがとうございました。