エニア+ヒプノ+αで豊かな未来を創造しよう@新潟

自己肯定感が低かったあの頃。エニアグラムやヒプノセラピーを通じて大きく変わりました。豊かな未来へ向かって爆進中です。

タイプ3の分裂

ストレスがかかり、通常の対応ではうまく機能しなくなると、

タイプ3→タイプ9の方向へ分裂します。

 

はっきりとした目標を持ち、

達成することに駆り立てられ、

自分がしていることになりきっている

のが通常のタイプ3です。

 

ですがストレス下においては、

成功への追及を停止させるような動きを見せます。

タイプ9のような怠惰な面がでてくるのです。

 

また、通常は

名を残そうとし

自分の価値を証明することに熱心なタイプ3は

他人との関係にストレスや葛藤を生じさせることも多々あります。

 

これがストレスによりタイプ9へ動くと、

大勢の前で目立ちたいと心では望んでいても、

自分をあまり出さず、

人も溶け込もうとするのです。

人に合わせるようになるかもしれません。

自分を殺すというのでしょうか。

 

 

また、タイプ3の成功への追及は、

ときには興味のないことをやらざるえない状況に至る場合もあります。

 

そのタイプ3の真の欲求に根ざさないことを

仕事でも人間関係でも長く強いられるようになると

かなりのストレスを感じることとなり、

タイプ9のように

心が離れ、人や物事に関わらなくなります。(遊離の状態)

 

通常だと、タイプ3は

仕事や人への応答をてきぱきとこなしていくのですが、

ストレスにより

不思議なほど反応が鈍く、無関心にもなります。

ここでもタイプ9の要素が出てきているのがわかります。

 

また、キャリアにおいて失敗したり、大きな挫折を体験することも

タイプ3にとっては大打撃です。

 

こうなると、人生や自分自身に幻滅してしまいます。

潜在的空虚感が噴出。

無感情で、

燃え尽きたように見えることも。

 

そんなときは、

自分の状況を改善することよりも、

抱えている問題の現実から目を背け、(逃避)

次の大きな成功を夢見ることに溺れ、

時間を無駄にしがちです。

 

いつものタイプ3だと、目標に向かって行動する人なので

それが行動に向かわないとなると重症です。

 

とにかく成功志向で、

とにかく成功に向けて行動するタイプ3ですが、

かなりの不健全に陥ると、

行動化から逃げようとし、

目を背けることで自分を守ろうとするのですね。

 

確かに、ストレスが大きすぎるのに

まだまだそれに向かって挑まなくてはならないなんていうことになったら、

場合によっては体と心がズタズタになってしまうかもしれません。

 

それを守るための本能的な動きとして

タイプ9への分裂が現れるのかもしれませんね。

 

この分裂の方向はタイプによって決まっているのですが、

それぞれのタイプが不健全の極みに陥ったとき、

自分が壊れないように一旦圧を逃がす方向に向かうのが分裂

ということなのかと感じました。

 

ま、結局分裂したところでそこから必ず快方に向かうということでもないのですが、

それでも、ただただ不健全の沼に沈み込んでいくだけでなく、

一度矢印の方向を変えるということで何かしら

自分を守る働きとして人間に組み込まれた作用なのかもしれません。

 

にしても、それが全人類でそれぞれのタイプによって決まっているということ。

それって人類創造のときから決められていたことなのかと考えると、

人間という存在の崇高さ、奥深さを感じずにはいられません。

 

それでは今日はここまで。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。