エニア+ヒプノ+αで豊かな未来を創造しよう@新潟

自己肯定感が低かったあの頃。エニアグラムやヒプノセラピーを通じて大きく変わりました。豊かな未来へ向かって爆進中です。

タイプ9のとらわれ

「とらわれ」とは「大罪」ともいう。

「罪」というと、悪いもの、邪悪なものとして感じてしまいますが、

そうではなく

私たちがセンター(中心の感覚)を失い、

 

思考、感情、行動において屈折している9つの主な方法を表します。

 

この9つのとらわれは、

全て私たちの中にあるものであり、

そのうちの一つが特に何度も現れやすい

と考えられています。

 

それぞれのタイプで特に現れやすい「とらわれ」は異なってきます。

 

 

今日はタイプ9の「とらわれ」について書いていこうと思います。

 

 

【タイプ9のとらわれ】

 

「怠惰」

 

怠惰というのは日常生活において身の回りのことに対してということではなく、

内面に対してのもので、精神的な怠惰となります。

 

深く心を動かされたり、現実に影響されるということを嫌います。

活動的・自発的に、真の自分を生きようとはしません。

 

すると、人生を安全な距離で生きようとするかのように、

人生のリアルさや脅威が減るように機械的に生きます。

 

平和を求めることで、自己主張をしなくなります。

周りに合わせていれば大丈夫だと思っています。

 

 

タイプ9は

自分の本質に寄り添うこと、

自分を自覚することに対しての怠惰にとらわれています。

 

身体や自分の本能と一体化することは、

自分の生命の有限さを自覚することになるので、

それを避けようと、特定の心地よい内面の状態に執着したり、

自分を超えた何かに同一化しようとします。

 

自分自身、他者、世界とつながるということにはエネルギーを投入しないのです。

 

そして世界の焦点をぼやけさせることで、安全であると感じます。

ただし、そのせいで豊かな活力や生命力からかけ離れていきます。

 

タイプ9は自分自身の内面の意思を眠らせ、

本当に感じていることを麻痺させて現実を無視することで、

平和を保とうとします。

 

ですが、これは代用の平和でしかありません。

麻痺や分離からの偽りの平和でしかないのです。

 

結局は、希薄な平和でしかないので、いろいろなものにかき乱されてしまい、

タイプ9が求めている本当の平和には到達できないのです。

 

 

どのタイプにも言えることですが、

「とらわれ」があることで本当に求めているものが手に入らないという皮肉。

 

自分自身の本質から離れ、性格に一体化しているうちは

本当に心が求めているものはなかなか手に入らないのです。

 

それでは今日はここまで。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。