エニア+ヒプノ+αで豊かな未来を創造しよう@新潟

自己肯定感が低かったあの頃。エニアグラムやヒプノセラピーを通じて大きく変わりました。豊かな未来へ向かって爆進中です。

タイプ4のとらわれ

「とらわれ」とは「大罪」ともいう。

「罪」というと、悪いもの、邪悪なものとして感じてしまいますが、

そうではなく

私たちがセンター(中心の感覚)を失い、

 

思考、感情、行動において屈折している9つの主な方法を表します。

 

この9つのとらわれは、

全て私たちの中にあるものであり、

そのうちの一つが特に何度も現れやすい

と考えられています。

 

それぞれのタイプで特に現れやすい「とらわれ」は異なってきます。

 

 

今日はタイプ4の「とらわれ」について書いていこうと思います。

 

【タイプ4のとらわれ】

 

「妬み」

 

何か根本的なものが欠けているという気持ちに根差しています。

タイプ4はその「妬み」により、

他の人たちが、自分に欠けている資質を持っていると感じます。

 

自分にないものにあこがれるのですが、

実はすでに多くの恵みがあるということには気づいていないのです。

 

 

他のタイプとは異なり、タイプ4は

自分自身の本質とのつながりが失われていることにはある程度は気づいています。

 

また、自分だけがこの喪失感を感じていると思っています。

 

子供のとき、

他の家族や友人たちは自分より恵まれ、大事にされているように思っていて、

逆に自分自身は無視されているように感じていました。

 

そうした思いを抱き続けた結果、

長期にわたって孤独感を味わい、

本当は仲間に入れてほしいという願望を持ち、

さらには受け入れられている他者への妬み

を持つようになりました。

 

子どものころに味わったそれらの気持ちを大人になっても抱き続けていて、

その妬みのために

他のみんなは安定していて、まともな人であると感じています。

 

逆に自分自身に対しては、

欠陥があるとか、未完成であるという風に感じています。

 

 

他のみんなは、

自分自身が好きで、自尊心があり、自分をどう見せるか知っていて、

人生でほしいものを追求しているように見えます。

 

人のことは

自由で幸福で、自意識が強くなくて、生き生きしているように思えるのです。

 

そして、他者のそのような様子を見て、

「自分とは違う」と感じています。

 

自分の状況をくよくよ考えつつ、他者のような楽な生き方にあこがれを抱きます。

 

妬みの気持ちはタイプ4の心をむしばむこともありますが、

普通はそれを恥じるので、できるだけ隠そうとします。

 

よそよそしい態度をとることで妬みを隠すことが多いです。

 

多くのタイプ4は

心に抱えている暗い気持ちを、

芸術作品などを通じて間接的に表現することでこの問題を解決します。

 

タイプ4はよく否定的な感情や比較にとらわれます。

 

実際に考えていることを確認せずに、

人の反応を勝手に想像することが多いからです。

 

妬みの気持ちは、自分自身に失望し、そして

その失望を他人に投影するように仕向ける行動に表れます。

 

たとえ人が自分のことを好きでいても、

相手からの否定的な評価を想像してしまいます。

 

妬みを抱いたタイプ4は

憂鬱な空想の世界に入り込み、何時間もその世界で過ごしながら、

悲しみで自分自身を包みます。

 

そして、不必要なほどに

自分が弱く、傷つき、世界からは誤解されていると感じます。

 

 

他のタイプから見ると、

タイプ4は本当に不必要なほどに自分を卑下するように感じます。

 

他の人とは違うことがアイデンティティになっているのに、

人と違うことで誰からも理解されないと感じてしまう。

 

私なんかは個性的な人にあこがれるので、

タイプ4なんてとっても魅力的だと思います。

 

もっともっと自分を表現して、

それを受け入れてもらえたという体験が必要ということなのかな。

 

これって、アウトプットが苦手なタイプ5にも言えること。

 

もっと外への表現をしていった方がいいんでしょうね。

外に出してみないとそれに対する周りの評価はわからないわけですし。

 

勝手に表現もしないうちから

否定されるんじゃないかって想像してしまう傾向があるために、

なかなか表現できないタイプ5の私。

 

でも怖がってうちにこもって、悪い想像ばかりしているのって不健康!

 

というわけで私も情報発信を始めてみたわけですが。

 

タイプ4の人ももっと外に出してみてもいいんじゃないでしょうか。

今は色々な表現方法が自由に選べる時代ですしね。

 

それでは今日はここまで。

ここまで読んでいただきありがとうございました。