エニア+ヒプノ+αで豊かな未来を創造しよう@新潟

自己肯定感が低かったあの頃。エニアグラムやヒプノセラピーを通じて大きく変わりました。豊かな未来へ向かって爆進中です。

エニアグラムタイプ1の統合

今回はエニアグラム的に統合するとどうなっていくか見てみたいと思います。

統合にはそれぞれ動きが決まっています。
エニアグラムの図を見ると矢印が書いてあるのですが、
その矢印の方向が統合の方向になっています。

3→6→9→3・・・
1→7→5→8→2→4→1・・・

の方向に成長してくのです。

今日はタイプ1の統合についてです。


【タイプ1の統合】

「タイプ1はタイプ7に向かう。」

タイプ1は、健全なタイプ7のように
命に対する本能的反応が自然に起きるのに任せることによって
自己実現を遂げ、健全さを保ちます。

タイプ1は、通常現実に抵抗して緊張しているのですが、
現実からも影響を受けていいということを学びます。

そして、次第に現実(特に自身の内的現実)対しての防衛の姿勢を緩め、
自分がどのような状態でも、より快適に感じることを学ぶことができます。

また、健全なタイプ7のように統合へ向かうタイプ1は
自分が持っているマイルールへの固執が少なくなり、
自分自身のためにより広範囲な可能性を受け入れることができるようになります。

好奇心が強くなり、
楽観的で、
学ぶことに興味を持ち、
自分自身とは異なる考え方を知りたくなります。

いつもは自分の考えに固執していたタイプ1が
自分以外の人の考えを知りたくなる。
大きな変化です。

このようなタイプ7のような人生観が自分の人生を損なうのではなく、
考えに深みと幅の広さをもたらすことを発見します。
そうすることで、人の考え方が理解しやすくなります。




健全なタイプ7の資質を統合する過程において、
タイプ1は、自分をコントロールできない恐れに出会うかもしれません。

それまでタイプ1を支配していた「超自我」が激しく攻撃を始めるからです。

「リラックスし、もっと自由で前向きに感じ、
さらに自分を受け入れるようなことをすれば、
きっと修羅場のようになってしまうだろう」
と言う声が聞こえます。

こうした攻撃は、
自分自身の怒りに対する恐れとして表われることも多いです。

タイプ1は自分の最大限の怒りを感じることを恐れます。

怒ることで、とんでもないことをしでかすだろうと思っています。



でも、タイプ1が、
自分自身の衝動を自覚できるくらい健全な状態であれば、
駆り立てられて行動化する可能性は低いです。

むしろ、手に負えないほどの行動化に至るのは
「気づき」と自己受容が欠如しているときです。




ここで、タイプ1は通常の段階の
タイプ7の資質を真似することによって統合することはできません。

落ちつかなくなり、
快楽的になっても意味はありません。

それより、
自分の性格構造につきものの、
抑圧と悲しみを認める必要があります。

タイプ1が
超自我の過酷なルールにもっと気づき、
自分自身と「内なる声」を区別することができるようになると、
自然にタイプ7の資質である
喜び、熱意、好奇心、オープンな心
が開花するのです。



通常のタイプ1は基本的には「内なる声」に従って
抑圧された行動をします。

すると、本当に自分のしたいことをすることや、
本当に感じたことを表現すること
などができなくなってしまいます。

ですが、もっと自分を受け入れ自分の本当の声が聞こえるようになると、
抑圧から解放され
自然とタイプ7のようになっていくのです。

それぞれのタイプが抱える問題。
そこが変化すると統合、いわば進化します。

自分の問題はどこか。
そこに気づくことができるのがエニアグラムです。

ものすごい処方箋をもらっている感じですね。

それでは今日はここまで。
ここまで読んでいただきありがとうございました。