エニア+ヒプノ+αで豊かな未来を創造しよう@新潟

自己肯定感が低かったあの頃。エニアグラムやヒプノセラピーを通じて大きく変わりました。豊かな未来へ向かって爆進中です。

職場でのエニアグラム:タイプ5の誤解されやすいところ

エニアグラムはすべての人は
9つの性格タイプに分かれるというものです。

大きくは9つのタイプなのですが、
実際には左右どちらかのタイプに寄っていて(ウイングといいます)
その強弱によっても変わりますし、
同じタイプの中でも健全度によっても印象が変わります。

なので、9つとはいっても
もっと大きな枠で上下左右に人の性格をとらえることで、
その人のことを理解しやすくなります。


さて、今回は職場でのエニアグラムに関して書いていきます。

会社組織という場では様々な人たちが関わっていて、
そのタイプも様々です。

あの人はなぜいつもああなんだろう・・・
なんでこれに気づいてくれないの・・・

様々な不満もわきあがってきます。

でも、タイプの特性がわかっていると
それぞれの行動原理が理解でき、
無駄な摩擦も避けることができるようになります。




エニアグラムタイプ5が誤解されやすいところ】


タイプ5は感情を表に出さないので、
気持ちを分かってもらえないことが多いです。

無表情なため、誤解されやすいです。


はっきりした反応を示さないことで、
この提案は気に入ってくれたようだとか
興味がないようだからこの件はあきらめたほうがいいなとか、
人から勝手に判断されてしまいます。



すると、
どうせ誤解されるならはじめから何も言わないほうがましだ
なんてタイプ5の疎外感をさらに助長させることにもなりかねません。



また、無表情のまま決定したことを突然発表したりするので、
思いやりのない人と見られることもあります。



人と意見を交換させてから決定するのではなく、
意見の衝突を避けようとして、一人で決めてしまって
それを一方的に伝えてしまう。


そうすると相手からは冷淡な人だと思われてしまうなんてことにもなりかねません。




また、何かの内容を相手に伝える際にも、
正確に伝えることを優先させるあまり、
相手がそのメッセージを読んでどう思うかなど感情はあまり交えません。


相手の気持ちには無頓着なので
何か言葉で飾り立てたりせず、
事実をありのまま、
メモなどで渡す。



いいことも悪いことも同じように感情を交えずきちんと書き留めます。
あくまで中立の立場で。



雇用や解雇といった感情的になりがちな問題ですら、
タイプ5にかかれば紙切れ一枚で伝達されるなんてことも。

すると、ひどく冷淡な印象を与えてしまいます。




顔の見えないやり取りが人に与える影響について自覚があまりないんですね。




タイプ5の控えめなスタンスは人にあまりいい印象を与えません。

あなたのことには関心がありません
と周りの人には映ってしまいます。


ですが、タイプ5にしてみれば

距離を置くことで個人の境界線に対して深い敬意を示して、

プライバシーに触れないようにしているのです。




タイプ5のコミュニケーションは

手の内をさらさない秘密主義者のように見られます。



頭の中で常にいろいろ考えてはいますが、
めったにそのことは人には言いません。



知性的で客観的なタイプ5は
感情的になることはほとんどなく、
極端なほど秘密主義だったりします。



長年の同僚でさえ通勤時間を知らないとか、
家族構成を知らないとか
なんていうことは往々にしてあります。


人との自然なコミュニケーションに疲労を感じるので、
普段から同僚との雑談が苦痛に感じられるかもしれません。



あまり雑談が得意ではないので、
周りの人にしてみれば
何を考えているのかわからない人に見えてしまう。



孤立することでエネルギーの消耗を防いでいるタイプ5.

でもそのよそよそしさは相手に不安を抱かせているかもしれないんです。



ということで、そんなタイプ5の人は


言うべきことは、ためらわずに言う練習をしてみましょう。


思ったことをすぐに口に出すようにすれば、
案外そんなに神経質にならなくてもいいということに気づくはずです。



あえて表現することで控えめすぎるという部分も改善されるでしょう。

また、こもらずに出すということをすることで
自然とコミュニケーションが生まれ、
人から誤解されるということが減ってくるでしょう。





ということで今日はここまでにします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。