エニア+ヒプノ+αで豊かな未来を創造しよう@新潟

自己肯定感が低かったあの頃。エニアグラムやヒプノセラピーを通じて大きく変わりました。豊かな未来へ向かって爆進中です。

実録:大腸内視鏡検査受けてきました!内視鏡検査の実際の流れについて赤裸々に語る回

1、はじめに;大腸内視鏡検査を受けることになった経緯
2、大腸内視鏡検査の流れ
3、下剤との闘い
4、ついに大腸内視鏡検査
5、そしてフィナーレ



1、はじめに:大腸内視鏡検査を受けることになった経緯

私、30代女性。2人の子供持ち。
大腸内視鏡検査受けてまいりました。

なぜそんなことになったかというと会社での健康診断の結果、
便に潜血があったとのこと。


その日は正直出にくくていきんでしまったので

どうせ少しきれてしまっただけよ。


なんて思っていたのですが、

会社に再検査の報告書を出さなくてはならないので
とりあえず地元の町医者へ。




どうせ切れただけだし・・・
と思っていた私に医師からドカンと一言。

「大腸の内視鏡検査を受けないといけませんね。」


痔であろうとなかろうと便の潜血がある場合は
必ず大腸内視鏡検査を受けないといけないらしいんです。



がーーーーーーーーん!!!




大腸内視鏡検査とはいわゆるおしりからカメラを入れて腸の中を診察するというもの。


ポイントは
「おしりからカメラ」
です。

女性にとってはこれはまた恥ずかしいことになりそうです。



また腸の中を見るということは、そう、
おなかの中を空にするということ。


つまり下剤との闘いです。

軽い気持ちで再検査に来た私に言い渡された非情な運命。

果たしてどうなる!?


その日は大腸内視鏡検査の予約を入れて帰ったのでした。
次はついに検査当日です。



2、大腸内視鏡検査の流れ

ついに迎えた検査の日。


前日の夜、夕食後に下剤を一本飲みます。

コップに水を入れ、そこに混ぜて飲むタイプの
小さな容器に入った液体の下剤から始まります。

すぐお腹のぐるぐるが来るのかと思っていたら前日は何ともなし。

翌朝に痛みもなくすっきりと出ました。

とりあえず第一段階クリアです。




さて、検査当日は朝食抜きです。

母の辛いところは、家族のためにご飯を作れども、
自分だけ食べられないというところ。

作ったのに食べられないというのが何とも悲しいんですよ、実は。

朝食はダメですが、水分はOKなので
水を飲んだりしながらついに時がやってまいります。



朝9時に医者に入ります。


ベッドのある部屋に通され流れを説明されます。



午前中かけて、2リットルの下剤を
コップ一杯ずつ、15分おきに飲んでいきます。

途中寝ると出が悪くなるので、ベッドには寝ないで
基本的には座った姿勢、
もしくは立った状態でストレッチなどをすると出やすいです。
とのこと。

どんどん便が柔らかくなっていき、
最後は何も浮かない状態で黄色い液体だけになるので、
そうなったら一度排泄したものを見せてください。
という感じで進んでいくようです。



3、下剤との闘い

さていよいよ始まりました斐さん。

対下剤戦です。

さぁどんな感じで進んでいくのでしょうか。




下剤1回目。

なんとも甘いような、まったりとしたその液体。
なんとなくトロっとしている気がします。

美味しくはないですけど、すごくまずいわけでもない。
それがなんとも飲みにくいわけです。

コップ一杯の下剤を15分以内に飲みます。


あまり一気に飲むと気持ち悪くなるそうで、
ゆるゆると飲みます。

すると、10分後に早速もよおしてきました。


おいおい効果早すぎだよ。
なんて思いつつ、
2回目、3回目の下剤に続いていきます。


一杯目はまだ飲めたのですが、回を重ねるごとに
飲むのがつらくなってきます。

いつまで続くんだこれは・・・


飲み始めて1時間半後にはおなかの中もきれいに。
出てくるものも黄色い液体のみになりました。


そしてついに下剤開始から2時間半後、
7回目の下剤を持ちまして飲むのは終了です。

この度は大変お疲れさまでしたww


とはいえ、飲み終わってからもまだまだおなかからの
猛攻は続きます。


トイレに駆け込む回数も増え、
ベッドに戻ってすぐにまたトイレなんてことに。

出てくるものももはや飲んだ下剤が
そのままINとOUTを繰り返している感じになっていました。
(汚くてすみません)


にしても下剤は透明なのに、
出てくると黄色くなるのが不思議。



だいぶトイレと仲良くなったころ、
下剤開始から3時間後、
検査の説明を受け、
そこから2時間後の検査の時間までただただ待ちます。

本は持って行ったものの読み終わってやることもなくなったので、
検査まで仮眠をとりつつ、そしてまだまだトイレに行きつつ過ごします。

最終的にトイレに行った回数は・・・
まさかの10回越えでした!おつされさん!



そして迎えた検査の時間。
大きな使い捨てパンツに履き替え、病院着に着替えです。

いよいよついに始まります。




4、ついに大腸内視鏡検査

看護師さんに呼ばれ検査の部屋に移動します。

部屋の中は少し薄暗くて、
まさしくレントゲンを撮る部屋っていう感じ。


硬い板の上に寝るよう指示され、
言われるがまま進んでいきます。


内心とてもドキドキしていましたが、
表面上はいたって冷静につとめます。


そんな中始めにおしりに注射を一本打たれます。

これが案外痛い!
しばらく打った後もじんじんしています。

おいおいこれがこんなに痛いんじゃ、
検査ももしや痛いのかしら???

とさらに不安になってきます。



そして、先生の声がして、(横向きに寝かせられているので顔は見えない)
「じゃぁ、始めますね~」



いよいよです。

不安で胸は高鳴ります。

おしりからカメラを入れていきますが、
入れる時は痛みもなくほっと一安心。


そして、「お水入れていきますね」
の声とともに刺さっている管から
なんだか温かいものがおしりの中に入ってきます。

ときどきぶわーっと勢いよく何かが出てきているようですが、(これが水?)
なんだかよく状況がわかりません。


おしりから始まってじわじわと移動しつつ、
ぐねぐねカーブを経ながら
少しづつ胃の方へと向かって管が進んでいくのがわかります。

この腸のカーブのところなのか、
その部分は特に痛みを伴い
ぎりぎりとした痛みに体をよじりたくなるのを
なんとか我慢していました。

心の中ではとにかく早く終わることのみ考えていました。


そうこうしているうちに、
「一番奥まできましたよ。
後は抜きながら診ていきますね」
との声が。


え、今は検査じゃなかったのね(笑)
カメラを奥まで送るために腸を膨らませていた感じのようです。

それがこんなに苦痛を伴うとはしらなんだ。


では腸を診ていく過程ですが、
モニターはあるのが見えたものの、
台の上からだと柱みたいなのが邪魔して私からは見えない!

個人的には自分の腸の中見たかったんですけどね。残念。


腸の中の検査の際には抜いていく過程になるので特に痛みもなく、
するする進んでいきました。

痛みがないのはなにより。
このまま終わって一安心だな。

と思ったその時、
「おや、入り口のほうにけっこう大きいのがいるな。
じゃ、これ処置しますね。」
ということで、
なんだか看護師さんにいろいろ指示を出し始めた先生。

少し緊迫した雰囲気に心臓バクバク。


え、何か見つかった?
手術的なやつなの?
何か問題が起きたらどうしよう・・・
手術もどのくらい痛いんだろう・・・
大丈夫かな・・・

と恐怖に襲われましたが、
実際にはそんなに時間もかからずあっという間に終わりました。

そして幸いにしてなんにも痛みもなし!

処置もすぐ終わり、そしてカメラでの検査も終了です。



ようやく終わった――――!!!

内視鏡検査自体は時間にして30分程度だったかと思いますが、
すごく長く感じました。



5、そしてフィナーレ

長かった30分を終え、
後は着替えて検査結果の報告です。

診察室に呼ばれ、先生から話を聞きます。

「今回はひとつポリープが見つかりました。

悪性の模様には見えませんが、
腫瘍の組織が場所によって様子が違っているので、
完全に陽性ではなく少し悪性寄りの腫瘍かもしれませんね。


それを今回取ったわけですが、
一応病理解剖にかけるので、
その結果がわかりましたら後日聞きに来てください。」

とのことです。


悪性寄りと言う言葉が気になりましたが、
とにかく終わったことで一安心。

体調の面で言えば、
検査後はお腹がパンパンで苦しかったのですが、
それも次第にガスとともに抜けていくとのこと。

他はとくに痛みとかは感じませんでした。

ちなみに1週間は
旅行、運動、飲酒はNGですが、
その他は特に何も指示もありませんでした。


終わったことによる達成感と
まだまだ残るお腹の苦しさと
病理解剖への少しの不安を残しつつ、
医者を後にするのでした。


あぁ苦しかった大腸内視鏡検査。

もう受けたくないというのが本音です。

自分よお疲れさまでした。



それでは今日はここまで。
ここまで読んでいただきありがとうございました。