私の好きなものシリーズ:三河みりん
ふと思い立ち、
私の好きなものを紹介していくことにしました。
今回はみりん。
子どもが生まれてから食への関心が高まり、
いろいろ調べたり、セミナーに出てみたり、
様々な情報に出会いました。
今は情報過多な時代。
情報がありすぎて、結局何を信じていいのかわからない。
自分なりに何か軸を持って情報を取捨選択していく必要があります。
食に関してはこだわろうと思えばいくらでも突き詰めることはできます。
例えばオーガニックにこだわるとか、
ヴィーガンの人とか(肉や魚を食べない)
砂糖は取らないとか。
本当にストイックに頑張っている方もいるかと思います。
私もオーガニックとか食に関してはある程度は気にはしています。
ですが、こだわろうとすればするほど
簡単に手に入らなかったり、
値段がかなり高くついたり、
結局できなかった自分を責めてみたり、
自分が苦しくなっていきました。
そして
行き着いた答えは、
「できることはする!」
↑おいおい(笑)
完全にこだわり抜くことはできませんが、
買い物のときは裏面の表示は必ず確認し、
できるだけ添加物がないものを選ぶようにしています。
そして、
せめて調味料は好きなものを選ぶことにしました。
調味料は毎日使うものです。
でも、一度に大量に使うわけではない。
少し高くても良いものを選んでいます。
調味料が変わっただけで、
あれ、もしかして私って料理上手かも・・・・
と思うことができるくらい、
全然料理の味が違います。
今回は調味料のひとつ、
みりん。
前置きが長くなりましたが、私が気に入って使っているみりんを紹介します。
私が使っているのは
角谷文治郎商店の三州三河みりん
です。
みりんについては、
何も知らなかった頃は安いからといってみりん風調味料
なんて物を買っていた頃もありました。
その後はせめて本みりんと書いてあるものを選ぶように。
そして、今はこちらの三州三河みりんに落ち着きました。
今は大量生産できる工業的製法を採用するところが多い中、
角谷文治郎商店さんは、
伝統的製法にこだわっている会社。
製法には、工業的製法と伝統的製法の2種類あります。
工業的製法とは戦後から始まった製法です。
加圧や高温で処理をして、短時間ででんぷんやたんぱく質を増やします。
そして、乙類焼酎ではなく
ホワイトリカーなどの甲類焼酎を用いています。
醸造熟成期間は40~60日程度。
それに比べて
伝統的製法は日本の伝統的な製法です。
上質なもち米を原料に使用。
和窯でじっくり蒸煮をします。
そして仕込後のみりんもろみを長期糖化熟成をしています。
みりん本来の製法で、
乙類焼酎(米焼酎)を用います。
醸造熟成期間はなんと2年がかり!!
この話を聞くだけでも何が違うか歴然です。
そりゃお値段も高くなるわけです。
それでも本当に安心で安全で、
何よりおいしい。
そういうものを子どもには食べさせてあげたい。
そんな思いからこの三州三河みりんに落ち着きました。
お値段が高いといっても、
700ml
のものだと1000円くらいで購入できますし、
一気になくなるものではなく、少しずつ使いますから
一番取り入れやすいこだわりポイントだと思っています。
とってもオススメな三州三河みりん。
まだ使ったことがない方は一度試してみてくださいね。
それでは今日はここまで。
ここまで読んでいただきありがとうございました。