エニア+ヒプノ+αで豊かな未来を創造しよう@新潟

自己肯定感が低かったあの頃。エニアグラムやヒプノセラピーを通じて大きく変わりました。豊かな未来へ向かって爆進中です。

坐禅と写経体験をしてきた話2:写経編:五泉市慈光寺にて

らしさ輝く未来へ

エニアグラムマスター
ヒプノセラピスト
数秘&カラージュニアプレゼンター
そして2児の母

斐(あやる)です。



今回は先日いってきました座禅と写経の体験記です。



今回向かいましたのは、
五泉市蛭野にあります
滝谷慈光寺。
前回の記事はこちら
kenkoumama.hatenadiary.jp


坐禅を体験したのちは引き続いて

写経

です。




写経は初めてなのでちょっとどきどき。


通された部屋に入るとまずはそのお部屋にびっくり。

部屋中に広がる素晴らしい景色!
川の流れと、木々のさわやかな緑の風景が広がります。


と言いますのは、
実際の外の景色ではなく、
部屋中を取り囲む襖一面にきれいな自然風景の写真が貼られています。


それの美しいこと。

部屋に一歩足を踏み入れた途端、圧倒されました。

こんなお部屋があったとは・・・

今回はそんな素敵なお部屋で写経体験です。



ストーブはあるとはいえ肌寒く、
座布団もない。

なかなか過酷といえば過酷ですが、
これでこそ修行!みたいな感じでそれはそれでよし。




写経は、字のうまい下手ではなく、
心を込めて丁寧に書くところから始まります。

写経はそもそも仏道修行であり、
人々に仏道を広める目的と、
書いている人自身の大願成就を祈るための目的から始まったそうです。


写経自体には長い歴史があるそうで、
日本書紀にも写経の記載があるくらい。

聖武天皇時代にも写経司なるものがいたそうです。





身と心を調えて行う写経。

それはそのまま仏様の教えの心に通うことにもなる。



せわしない日常を送っている現代社会では、
写経を通じて
静かに落ち着いた時間を大切にすることはとても有意義です。



祈りや願いを生活の中に活かしていくこと。

とても貴重な体験ができます。



ちなみに、写経では筆ペンは使用せず、
しっかりと硯で墨を磨るところから始まります。

墨を磨るなんて小学校の書道の授業以来。



しかし久々すぎて勝手がいまいちわからずww

なんとなく墨を磨りすり。

でも、なんだかいつまでも墨が薄いみたいな気もするし、
いいような気もするし・・・

しばらく炭との格闘でした。



途中から
もはや墨の濃さは問題ではないと割り切り
書き続けることに。




今回写経したのは
般若心経。

どこかで一度は聞いたことがあるであろう
比較的身近なお経、般若心経。


短い経典でありながら、
仏法の大意が述べられているそうで、
書きやすいお経とのことで
初心者にはおすすめなんだそうです。




あ、そうそう。
写経の作法としては
始める前に
「般若心経」と「四弘誓願」を唱えます。


慈光寺では写経にリーフレットをもらうのですが、
そこにお経とその読み方が書いてあるので、
それを見ながら
お寺様と一緒にお唱えします。

お経を聞いたことは何度もあっても
お経を唱えることなんてないので
なんだか不思議な体験。
うれしはずかし気分ですww




そしていよいよ写経。

慈光寺では、写経に際し
既に薄くお経が印刷されている写経用紙を使用しています。
なのでなぞるだけ。

ちなみに希望者には何も印刷されていないものの用意もあるようですよ。


ただなぞるだけ。

でもなぞるだけなのに難しい。

普段使い慣れていない筆にかなり悪戦苦闘。

ただうまく書くことが目的ではなく、
心を込めて描くことが大切なので、
それを心に留めながら一文字一文字書いていきます。


慣れた人だと40分くらいで書き終わるようですが、
一般的には1時間から1時間半くらいの所要時間だそうです。


お経の意味は分からないのですが、
書きながらなんとなく字面から意味を想像しながら
書き続けます。


書いて
書いて
書いて。

足がしびれたので足をのばしたり多少の休憩をはさみつつ

書いて
書いて
書いて。




よっしゃーーー!書き終わったーーー!

結局書き終わるころには1時間以上の時間が経過していました。


書くことに集中しているので時間があっという間に感じます。


書き終わった後の満足感に包まれながらストーブに近寄る私。



その日は気温が10度ちょっとくらいだったと思うのですが、
とにかく外からの外気も入ってくるので寒かったです。



おかげで修行感はたっぷり味わえましたが、
もしだったらもう少し暖かい時期にやるほうがいいかもしれないな
とも思うのでした。



全て終わると
お寺様と一緒に「普回向」という短い回向文を読んで写経終了となります。

大変お疲れさまでした。




最後お茶を飲みながら
アンケートを書いたり、
雑談・質問タイム。



今回は13時から始まり、
全て終了するころには16時半くらいにはなっていました。

悪天候のせいもあり既に少し薄暗くなってきていたので、
焦り気味で駐車場への道を急ぐのでした。

そして、帰りの車中では暖房をがんがんつけて帰ったことは言うまでもありません。


体の芯から冷え切ってしまったので、
時間があれば帰りにさくらんど温泉でも入っていきたい気分でした。


寒かったですが、
坐禅体験と写経体験を同時に、
しかも多くの木々に囲まれた歴史あるお寺でそれを行えたこと。

とても貴重な体験でした。


坐禅情報】

滝谷 慈光寺
〒959-1735
新潟県五泉市蛭野870
TEL:0250-58-4000

今回坐禅と写経で1500円でした。
事前予約制です。
詳しくは慈光寺のホームページがあるのでそちらで確認ください。
「慈光寺 五泉市」で検索!


そしてあとから気づいたのですが、
昨年の同日は新潟市中央区にあるNEXT21で朝活坐禅をしていたことを知り、
なんとも驚きました。

たまたま2年連続同じ日に坐禅をしていたということから
10月30日は座禅の日に認定です(笑)


ということで今日はここまで。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。