会社でエニアグラム
エニアグラムを学んでいくと周りの人たちに対して、
この人はタイプ〇っぽいなぁ
とか考えるようになります。
そんなある日。
会社でも同期の男性Sくんが、ときどき仕事内容の確認をしてきます。
これってこれでいいんだっけ?
私は(こういうケース今までもけっこうあったよね??)と思いつつも答えます。
「それで大丈夫だよ。」
Sくんは業務責任者としてその日の業務を回す立場。
本来であれば全て自分で判断して回すべき立場。
でも、過去にやったことのある単純なことも確認に来ることがある。
なんで、前も同じことがあったのにまた聞いてくるんだろう・・・
もしやと思い、昨日「Sって心配性??」と聞いてみた。
すると「そうなんだよ!うちはばあちゃんから続く心配性の家系で」
これはタイプ6だな!
心配性だからゆえに何度も確認しないと不安になる人。
自分の判断だけだと心配なので、誰かの後押しが欲しい感じ。
私も同じタイプ6なのでその気持ちわかる~!!
わかってはいることも、何かあると心配だから念のため誰かに確認してみちゃう。
Sくんはあまり怒ったりしないで、いつもほんわかにこにこしている感じ。
提出物を忘れたりする面もあるので心配事から遠いタイプ9なのかな?と考えたこともあったけど、仕事の中でときどき心配性な面が出てきていました。
コミュニケーションも前にガツガツは出ないで、「今話して大丈夫?」など相手をうかがいながら話す感じ。
やっぱりあの心配性ぶりはタイプ6なんだろうなぁ。納得。
ふと入社当時のことを思い出しました。
会社の同期なので、入社後の合宿から一緒でした。
初めての人たち20人くらいと一緒に数日間缶詰めで合宿というものでしたが、なんとなく集団だとそれぞれ個性が出てきますよね。
ガンガン前に出るタイプ
ちょっと周りから距離を取るタイプ
色々な人とすぐなじみ仲良くなるタイプ
などなど
初めての人たちと寝食を共にしなくちゃいけないというのは、私にとっては正直ストレスです。
合宿前はそれはそれは不安でした。
ちゃんとみんなと話せるかなぁ?
これから一緒にやっていく仲間になれるかなぁ?
荷物はこれで大丈夫かなぁ?
など。
私は集団だと一歩引いて周りを見ます。
さすがサービス業の会社なのでみんなコミュニケーションが上手。
どんな人ともフランクに話していてすぐ仲良くなっているように見えます。
そんな初日、一人の人がちょっとだけ浮いているような感じがしました。
それがSくんでした。
そこまでみんなに打ち解けていない感じ。
こういうとき、私はできるだけその人に声をかけにいきます。
誰かがあぶれたりとか嫌だし、その人の気持ちがわかる気がするから。
自分自身が人とすぐフランクになれないくせに、周りにそういう人がいるとすぐ気づいて話しかけたくなってしまう。
そうして、私から話しかけたのがSくんでした。
結果的には数日間の合宿中、Sくんは持ち前のキャラクターでみんなとあっという間に仲良くなっていたのですがWW
なんならむしろ私のほうが若干みんなと距離を感じていたくらいです(泣)
ふと思い出してみると、やっぱりSくんはタイプ6、そして私も同じタイプ6っていう感じがした10年以上昔の合宿の場面でした。
私のこれまでの動きを思い出してみると、集団から少し離れてしまいそうな人にすぐ目がいって話しかけたくなるなと。
自分が不安な気持ちがわかるからなんでしょうね。
なんだかそんなことを思い出した日でした。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
感謝。