潜在意識のパワー
前回はヒプノセラピーは普段届かない潜在意識にアクセスすることができるセラピーだと書きました。
これ前回の記事です↓
では今日はその潜在意識のパワーについてみていきたいと思います。
頭の中の90%を占めるという潜在意識。
その潜在意識にはものすごいパワーが秘められています。
その特徴をまとめてみます。
① 言葉よりイメージに強く反応する
② 肯定的であれ否定的であれ、感情が伴ったものに強く反応する
③ 頻繁に起こることをより重視する
④ 想像と現実を区別することはできない
時間と空間の認識がない
⑤ 判断したり批判したりすることができない
⑥ 否定形を理解できない
⑦ 主語は一人称として理解する
⑧ 反応が反射的
① 言葉よりイメージに強く反応する
潜在意識とコミュニケーションする道具はイメージ。
イメージとは映像、音声、身体の感覚などです。
顕在意識、つまり頭で考えているときは言葉で理性を使って考えていますが、潜在意識は言葉が通じません。
だから、頭でいくら「○○だからこうしよう」と言葉で考えていても行動が変わらないということが起こります。
なぜなら潜在意識には届いていないのですから。
そこでイメージを描くことで潜在意識とコミュニケーションがとれるようになれば解決できてしまいます。
② 肯定的であれ否定的であれ、感情が伴ったものに強く反応する
感情が伴ったものに強く反応するので、過去に何か強い感情が起こった時の経験は強く潜在意識に組み込まれ、同じような経験をするとその時を同じ行動を繰り返してしまします。
例えば、小学生の時にクラスの前で発表する際、言い間違えたらクラスのみんなから笑われたという経験があったとします。
もし、そのとき本人がすごく「恥ずかしい」と感じたらその記憶は潜在意識に組み込まれ、誰かの前で話をするときに無意識に「また失敗して笑われたどうしよう」と感じてしまいものすごく緊張したり、人前で話すこと自体苦手と感じてしまうかもしれません。
野生の世界では恐れを感じるとそこから逃げようとする反射的な働きがあります。
恐れから逃げることで生命を守ろうとしていたのですね。
生き延びるための反射的な反応といえるわけです。
本能ともいえますね。
でも、現代のような生命の危機にさらされることがないような時代においても、その反応は変わらず、恐れを感じると逃げる行動を反射的に選んでしまいます。
先ほどの例で言うと、
人前で笑われた
↓
恥ずかしい = 恐れ
↓
恐れから逃げたい = 人前で話すことを避ける
という反応をとってしまうことになります。
逆に人前で笑われた経験をプラスにとらえることがきていたら反応も変わります
人前で笑われた
↓
みんなを笑わせることができた
(芸人的に)おいしい = 楽しい・うれしい
↓
楽しいからもっとしたい = 人前でどんどん話そう
きっとクラスでいたような話し上手な人気者はこういうプラスな経験が多いんでしょうね。
このようにポジティブな感情を伴った場合も潜在意識は強く反応します。
生命を維持するのに必要なことを、生物は快楽として感じるようになっているそうです。
なので、楽しいことは楽にできる。
楽しんでやれることは楽に上達できるというのは、潜在意識の力を借りているからなんです。
③ 頻繁に起こることをより重視する
繰り返し何度も経験したことは
「こんなに何回も起こるのだから重要なことに違いない」
と潜在意識は判断します。
生物にとっては、頻繁に起こることに対応できるようにすることが、生命を維持するためには大切なことだからです。
なので、暗示も繰り返し行うことで効果が高まります。
潜在意識を活用するには、ワクワクするような楽しいことを、繰り返し繰り返しイメージすることがポイントです。
そのイメージも、映像・音声・体の感覚を用いることで潜在意識に届きやすくなります。
まずは今日はここまで見ていきました。
なんだかこのように文章にしてまとめるというのは自分の頭の整理になってとてもいいですね。
今更ですが、ブログなどでアウトプットすることがこんなに自分にとってプラスになるとは思いませんでした。
色々な人に言われて、頭では「アウトプットは大事なんだ!」とは思っていたものの、行動に移せずじまい。
きっと潜在意識に届いていなかったんでしょうね・・・
でも実際に行動をしてみると、「アウトプットを積極的にしていったほうが情報も整理されるし、心もワクワクする」という気持ちに変化してきました。
こういうことなんですねぇ。
結局は自分で行動して感じないと身にならないっていうことなんでしょうね。
今日も一つ前に進んだ感じです!
ここまで読んでいただきありがとうございました。