エニア+ヒプノ+αで豊かな未来を創造しよう@新潟

自己肯定感が低かったあの頃。エニアグラムやヒプノセラピーを通じて大きく変わりました。豊かな未来へ向かって爆進中です。

タイプ2のとらわれ

 

「とらわれ」とは「大罪」ともいう。

「罪」というと、悪いもの、邪悪なものとして感じてしまいますが、

そうではなく

私たちがセンター(中心の感覚)を失い、

 

思考、感情、行動において屈折している9つの主な方法を表します。

 

この9つのとらわれは、

全て私たちの中にあるものであり、

そのうちの一つが特に何度も現れやすい

と考えられています。

 

それぞれのタイプで特に現れやすい「とらわれ」は異なってきます。

 

 

今日はタイプ2の「とらわれ」について書いていこうと思います。

 

【タイプ2のとらわれ】

 

「プライド」

 

プライドは自分自身の苦しみを認めることができなかったり、

認めたくないということを指します。

 

人のために尽くすタイプのタイプ2は、

自分自身の欲求は否定して、他の人を助けようとします。

 

そうすることで自分自身に価値があると感じたいのです。

 

この、自らが他人にとって愛や価値を生みだしているという働きは

「プライド」になります。

 

「私がいないとダメなんだ」と感じられないと、

自分の価値がないということになってしまうので、

そうならないために常に人に関わろうとします。

 

自分に価値がないという気持ちを隠すためにプライドが必要なのです。

 

このプライドは「へつらい」という形で表現されます。

他人をほめたり、優しくすることの裏側には、

自分にもそれが返って来てほしいという無意識の欲求があります。

 

自分自身がどれだけ寛容で、愛情深い、素晴らしい価値ある人間なのかを

他人に理解し、認めてほしいし、

また同じようなことを自分にもしてほしいと願っています。

 

不安定なタイプ2ほど、

他人に感謝され、評価され、持ち上げられたいという望みを持っており、

他人にへつらうことをしがちです。

 

そもそもプライドとは

自分自身の心の傷を認めることや

助けを求めることを

避けたいという気持ちの表れとも言えます。

 

そのことは、自分の心の中にある

苦しみ・空虚感・様々な欲求を自分自身が認めたくないということ。

 

そうしたプライドがあることで、

タイプ2は他人の心の傷を癒そうと様々な手を尽くすのですが、

自分自身の心の傷だけは無視することになります。

 

自分は大丈夫だから、他の人たちの面倒を見ている

という気持ちで動いています。

 

タイプ2が愛情深く、人を助けようとする行動は

タイプ2の奥にある恥・悲嘆・敵意といった

ネガティブな感情を隠すためのものでもあるのです。

 

タイプ2は心の奥にある本当の気持ちを表現することはなかなかありません。

 

 

ただ、この奥底の気持ちに向き合わない限りいつまでもその気持ちは消えることはありません。

 

プライドがあるために、

人からの愛情を受け取り、

いたわりを感じるということができません。

 

そして、表面的な行為で隠された奥底の気持ちを癒すこともできないのです。

 

 

タイプ2に限らずどのタイプも心の奥にある本当の欲求から目を背けている限り

いつまでたっても何かを求め続けることになってしまう。

 

何をしていても何かが足りない気持ち。

満たされない思い。

どこかに寂しさを感じてしまうのでしょう。

 

自分と向き合うことって正直怖いです。

でもそこに向き合ってこそ見えてくるものがある。

新しい世界が開けてくる。

 

そう思います。

 

それでは今日はここまでにします。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。