人を信じる力
育休後復帰してから2ヶ月が過ぎました。
(2人子供がいてそれぞれ1年ずつ育休をもらいました。)
育休中はいろいろな人と出会い、自分を見つめる機会が増えました。
子供を産んで、子供と過ごす中で自然と視線は自分の内側に向かっていたのです。
そんな育休中に出会った人の中にあるセラピストがいます。
出会ったときの肩書はセラピストとしてだったのですが、その人はもっと広い、大きなものを先にみている人でした。
セラピストは方法よりもセラピスト自身の在り方が大事。
それを教えてくれたのがその人でした。
相手の心の中にある輝きを信じる
どんな人でも絶対輝きは持っている
優しく見えない人でも絶対に輝きは持っている
どんなに苦しんでいる人でも自分で解決する力を持っている
どんなに弱そうに見える人でも自分で解決する力を持っている
そしてその人自身が「どんな人でも輝きを持っている」ことを絶対的に信じています。
相手を信じることを体現しています。
その方から見ると私もすごく迷っている人の一人でしたが、私自身よりもずっとずっと私の中にある輝きを信じてくれていました。
信じてくれている人がいる安心感。
家族以外の人から無条件で信じてもらっている。
これっていつも不安がつきまとっていた私にとってものすごく大きな安心感でした。
” 世界は安心できない ”
といつからか不安に思っている私がいました。
でもここ数ヶ月の間に
“ 世界は安全で安心 ”
そう思える出来事がたくさんありました。
いや、これまではただ気づいていなかった、見ようとしてこなかっただけなのかもしれません。
不思議なもので目を向けると自然にそのことが見えてくるんですよね。
まるで妊娠すると途端に周りの妊婦に目が行く
新車を買うと同じ車がたくさん目につく
無自覚だったことがフォーカスされて増えたように感じているだけなんですが、世界の見え方が変わると世界の色まで変わったような気がします。
なんというかキラキラと明るい感じとでも言うのでしょうか。
“ 安心感 ”
たった1人からもらった安心の種が胸いっぱい、体いっぱいに広がって、そして世界に広がっていく。
なんだかすごいことだなぁを感じています。
本当は別のことも書こうと思ったのですが、書き進めているうちに人を信じることのすごさを実感ました。
そのセラピストの方に教えてもらったのですが、疑い深い私ではあるけど、それでも人を信じることは誰でもできるそうです。
信じる力。
信じ切る力。
それって子育てにも通じることなんだと思います。
疑い深い=子供を信じていない
ってことですよね。
自分の子供を親が信じてあげられなくてどうするんでしょう。
いったい誰がその子を信じてあげられる?
私です。
あなたです。
周りの人です。
世界中の人です。
そう、この世のどんな人でも輝きは持っています。
この世のどんな人でも人を信じる力を持っています。
私もすべての人にそう思えるように。
まずは自分を信じてあげましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。